JAAS News第102号をお届けします                    シニア社会学会事務局 2008年3月21日

< もくじ >               ページ1.シニア社会学科2008年総会・第7回大会開催のお知らせ         12.濱口研究会第3弾開講のご案内                      13.特別セミナー開催のご報告                        14.シニアニュース(日経シニア・ライフ・シンポジウム2008のご案内)   2

1.シニア社会学会2008年総会・第7回大会開催のお知らせ
2008年度の総会・第7回大会は下記の日時にて開催いたします。
詳細については追ってお知らせいたしますが、会員の皆さんのご参加をお待ちしております。
日時:2008年6月21日() 10:00〜17:00
会場:早稲田奉仕園スコットホール
テーマ:
「市民活動とシニアの役割」

2.濱口研究会第3弾開講のご案内
新たなテーマでスタートします。ご期待ください!
 濱口研究会第3弾のテーマが決定。4月25日()スタートします。研究会のタイトルは、「講座:『濱口座長の著書を読み、語り合う会』」です。濱口座長の著書を読み、「老若共同参画社会」を深く掘り下げて行こうとのコンセプトです。読む著書の第1号は、「生きがいさがし」(ミネルヴァ書房刊・定価2000)です。生きがいについては、「シニアから、52の提言」の中にもあり(ハンドブックp19)、生きがいはシニアと相性がよいというのは、どうしてだろうか、本当だろうかという疑問もあると思います。この疑問を座長の著書をベースにして、一緒に考えてみようというのがこの講座を立ち上げた意図です。どうですか、そんな探しものが見つかるかどうか一緒に探してみませんか。

第1回研究会の開催要領は下記の通りです。
(1)開催日時:4月25日()17時〜19時
(2)場所  :早稲田大学高田牧舎2階人間総合研究センター会議室
(3)テーマ :@濱口座長から、第3弾スタートのコメント
         A今後の研究会の運営についての意見交換
         B著書「生きがいさがし」のレジュメによる講義と語り合い        なお、当著書を事前に読んでくる必要はありません。当日レジュメを配布します。但し、レジュメは有料(200)とさせていただきます。
参加ご希望の方は、メール又はFAXで事務局までご連絡ください。
お問い合わせ等は、事務局島村までお願いします。

※3月6日()日本経済新聞夕刊生活面に、シニア社会学会の取材記事が掲載されました。 特に「シニアから、52の提言」ハンドブックが要点をついた内容で紹介されています。  是非ご一読ください。

3.シニア社会学会特別セミナーのご報告
前号のJAASNews(101)でご案内しました「少子・高齢化への対応〜ワーク・ライフ・バランスと次世代育成支援」をテーマとした特別セミナーは、多数の参加者を得て盛会のうちに開催されました。
講師をつとめられた厚生労働省社会保障担当政策統括官付参事官室 政策企画官 度山徹氏の暖かい人柄が、長年小子化対策を担当されてこられたご経験をもとに、普段お目にかかれない豊富な資料をもとにお話をいただくと、現実には厳しい環境なのですが、これからの努力次第では何か明るい光明を引き出せそうな実感をうることが出来ました。

4.シニアニュース
●日本経済新聞社主催「日経シニア・ライフ・シンポジウム2008」のご案内
 日本経済新聞社は「シニア層のセカンドライフ設計」を経済、社会の両面から再検証するシンポジウムを、下記により開催します。
 ■メインテーマ  「―不安のないセカンドライフ設計のためにー」
 ■日  時  4月22日() 16:00〜19:50
 ■会  場  日本経済新聞社 日経ホール
          (千代田区大手町1-9-5日本経済新聞社8F)

 ■プログラム
   
@基調講演(16001700)榊原英資(早稲田大学教授)
    A特別講演(17051750)グレゴリー・ボイコ氏 (ハートフォード生命会長)
    Bパネルディスカッション(18051915
        パネラー 大林 尚氏  (日経新聞社論説委員=司会)
             高山 憲之氏 (一ツ橋大学教授)
              中村 寿美子氏(有料老人ホーム・シニア住宅情報館館長)
            野尻 哲史  (フィデリティ退職・投資教育研究所長)
    CAARP特別報告         
            升田 忠昭氏(AARP国際部日本代表、高連協理事)
■後  援   高連協、 米国AARP
■協  賛   ハートフォード生命(特別協賛)
        フィデリティ退職投資教育研究所(特別協賛)
        あいおい損保(一般協賛)
■定  員   500名(入場無料)

(編集後記)
万葉の時代には梅が愛されたが、平安時代になって「新古今集」や西行の「山家集」では圧倒的にさくらが詠まれ、それ以降桜が優勢だとか。爛漫と咲き誇り、曲線的な枝ぶりには衆を頼むところがあるが、寒風に鋭角的な枝ぶりに咲く梅には、個の主張がいじらしい。
「平成」が行く末に斯くも悩む今、愛でる花を我輩は如何にして決めようか。

桜の北上のスピードは,約30km/1日だとか。開花予想が喧しいが、開花から満開まで関東では平均7日、今は「願わくば 花のしたにて 春死なん・・・」の桜を待つとしよう。