JAAS News第46号をお届けします。  
                        シニア社会学会・事務局:2004.5.7.

1.シニア社会学会第3回定時総会・研究発表大会は、6月19日(土)に開かれます
 早稲田大学・大隈小講堂での大会スケジュールの概要は下記を予定しています。
 (詳細は後刻お知らせします。)
◆第3回定時総会   10:30〜11:00

◆第3回研究発表大会 11:00〜17:00(参加費:1000円、会員以外の一般            の方の参加歓迎)
(1)「次世代育成支援に関する要望と提言」報告とトーク 11:10〜12:10
 □世代間連帯へ小さな一歩・大きな願い 〜次世代育成支援研究会から
  報告者:沖藤 典子氏 (ノンフィクション作家・当学会理事)
 □厚生労働省 前雇用均等・児童家庭局長 岩田喜美枝氏(資生堂・常勤顧問)
  との対談

(2)「年金問題を考える」シンポジウム  13:10〜15:40
 □“どうなる年金・どうする年金!”  〜マスコミが採点する年金改革
 コーディネーター:袖井 孝子 氏 (お茶の水女子大学客員教授・当学会副会長)
 パネリスト: 稲葉 康生 氏 (毎日新聞・論説委員)

        岩淵 膳好 氏 (川崎医療福祉大学教授・前産経新聞論説委員)
        榊原 智子 氏 (読売新聞・解説部)
        松浦  新 氏 (週刊朝日・編集部)
            渡辺 俊介 氏 (日本経済新聞・論説委員)
(3)会員による研究・事例発表 15:50〜16:50

◆懇親パーティ 17:00〜18:30 会場:大隈ガーデンハウス(大隈講堂ウラ)

2.第13回シニア社会塾報告
和久井良一氏(さわやか福祉財団 渉外代表・当学会理事)を講師にお迎えし、対話型討論<市民公益サービス活動が社会を改革する>を、去る4月17日(土)、慶応大学にて開催しました。少子高齢化が急ピッチで進む中、日本の改革は行政に頼らず市民が身近な地域において、市民が行なう公益サービス活動で、地域を・市町村を改革し、あたたかい心豊な日本をつくりのために、自分たちが参加し解決しようという気運が高まっています。@日本のあるべき姿は、A新しいふれあい社会づくりは、B子育て・次世代育成支援、C地方分権、など具体例をもとにレクチャアいただき、その後参加者と対話意見交換がなされました。また、『次世代育成支援研究会』では、今回のシニア社会塾を研究会の一環として捕らえ、4月度の研究会としました。         (武者・記)

3.研究会活動等報告とお知らせ
□ 次世代育成支援研究会
次回5月度の『次世代育成支援研究会』は5月13日(木)18:00〜20:00、みなとNPOハウス(六本木)で開催されます。テーマは、奥山千鶴子氏(NPO法人びーのびーの理事長)をお迎えし、“びーのびーの”の活動についてレクチャアをいただきます。新しく研究会に参加されます方も大歓迎です。学会事務局までご連絡ください。                  (武者・記)

ユニバーサル・デザイン・スタディ研究会(UDS)3・4月定例会報告
月1()、4()の両日、午後6時30分から、六本木「みなとNPOハウス」2階会議室で、それぞれ9名が参加して開催されました。今回は、@松下グループ、TOTONTTドコモの3社に絞って、UD表現物をグループで収集・評価することにし、そのうち松下グループ、NTTドコモ両社のUD担当者の話や入手したパンフレット・広告物が披露され、UD評価を行う準備をしました。ATOTOについては、商品の幅が広いのでトイレに絞って研究し、もう一つのテーマだった「公共トイレマップ(仮題)」にジョイントする方向で、今後作業することにしました。B「巣鴨・大山UD商店街」の見学会を、4月24日(土)に実施することにしました。
次回会合は5月13日(木)で、時間、場所は同じです。

     「望ましいシニア像」研究会報告
15回「望ましいシニア像」研究会は、416() 16名が参加して開催されました。全体会に先立ち実施された2回目の分科会報告が行われた後、濱口座長から総括があり、再びグループごとに分かれ、進め方の確認が行われました。第1グループに対する濱口座長のコメントとして、「生きがい」の中で「次世代とのかかわり」は重要なテーマであるとの指摘がありました。一方、第2グループは、6つのテーマについて研究を進めるが、濱口座長から、6つのテーマに分割することは、有益な提言が出来ると思うとコメントがありました。また、今後の課題として、生きがい・経済活動をヨコ軸に、ライフスタイルをタテ軸に整理することも大切であると述べられました。
次回は、来る514 ()7時から早稲田大学高田牧舎2階人総研会議室で開催されます。テーマは「2分科会からの研究報告」であります。なお、分科会は研究会(全体会)に先立ち、15時から同一会場で行なわれます。当研究会は、今後原則として毎月第2金曜日開催となりましたので、ご承知おきください。お問い合わせ等は、事務局当研究会担当の島村までお願いいたします。 以上 (文責 島村)

□ 雇用における年齢差別研究会
2期第4回研究会は3月10日慶応義塾大学(三田)で日本労働組合総連合会:総合労働局・総合局長・須賀恭孝氏を招いて、連合としてのエイジレスへの取組みについて聞きました。雇用問題が多様化している昨今ですが、定年延長は再雇用を推進する方向・募集時の年齢制限廃止には多岐な問題ありとの貴重な見解が提示され非常に参考になりました。次回は5/26(水)に研究会参加者によるテーマ討論を予定しています。参加希望は事務局までお申し出ください。(事務局:鈴木記)

4. 桜美林大学オープンカレッジでシニア社会学会主催の第1回「シニアスタート・プログラム」が開講されます
5月8日〜6月12日まで5/29を除く各土曜日・午後310分〜440分(90分全5回)
□場所:桜美林大学・町田キャンパス 042-797-6947 □受講料:1万円
テーマ:「シニアの地域デビュー支援」
〜あたらしい自分探し・地域の仲間づくりに参加しませんか〜
 急増する元気なシニアの地域デビューを支援し、地域社会へのソフトランディングを一緒に考え、お手伝いすることを目的としています。

5.シニア社会学会第3回大会研究・事例発表募集の締切
6月19日(土)予定のシニア社会学会第3回大会の会員各位の事例・研究テーマについて、発表希望される方を募集しました結果、4月末締切で7名の方の応募がありました。これにて募集を締め切らせて頂きます。応募頂いた方、有難うございました。発表要領については別途お知らせする予定です。

6.シニア・ニュース
高連協(高齢社会NGO連携協議会:当学会も加入)の対話集会のお知らせです。
□「樋口恵子・堀田力両代表を囲む」対話集会〜〜高連協のすすむみち
    
(お二人とも当学会理事です)
5月26日(水)15時〜17時 於:女性と仕事の未来館(港区芝5−35−3、TEL:03-5444-4151)参加費:500円(資料代)  多数ご参加ください。

7.新規加入された方々の紹介(2003年12月以降)(加入順・敬称略)
鈴木 佑治・竹中 淑・森住 昌弘・中村 好江・小山 憲男・小寺 博久・河村 好市・峯島 正行・土谷 幸久・平田 史朗・古川 孝夫・駒宮 淳子・多湖 光宗・高田 佳子・柳澤 千弘・菊池 いづみ

[事務局からお願い]住所等の変更は直ちに事務局へ。春は引越しや卒業シーズン。住所や電話番号・新勤務先・メールアドレスなどの変更は、即お知らせください。事務局からのお知らせが滞らないよう協力を。