JAAS News第39号をお届けします。  
                                       シニア社会学会・事務局:2003.9.29.

1.シニア社会塾のご案内
10月11日(土)13時30分から木村史暁氏(滑ヨ東雇用創出機構・代表取締役社長)による講演「わが国の労働市場課題と関東雇用創出機構の挑戦」。会場は潟pソナ(千代田区一ツ橋1-1-1)2階会議室(地下鉄東西線・竹橋駅下車。九段下方面出口からビルに直結。当日までの問合せは内田様・03-5223-6702まで。当日の問合せは園山様・090-8586-0770まで。)
当学会の協賛会員・大手人材派遣会社潟pソナは関東地域の大手企業との共同出資により、中高年の再就職を支援するために、このほど同機構を設立。産業界におけるシニアの働きの場・拡大の新しい試みについてお話を聴き、皆さんで考えたいと思います。仕事があるのに職に就けない雇用ミスマッチのなど、中高年には大変関心の高いテーマです。ぜひ多くの方々のご参加をお待ちしております。
参加費:会員 \1,000 (学生・院生 \500)  一般 \1,500 申込方法: シニア社会学会事務局宛 FAXまたはe-mailにてお申込下さい。(氏名・住所・電話番号・年齢・性別・職業を明記)

2.諸研究会の報告とお知らせ
ユニバーサル・デザイン・スタディ(UDS)第16回定例会報告
2003.9.2(火)18:30~ 原宿パレフランス 11名出席
1.チーム別会議
(1)商品開発チーム:前回からの続きの「コミュニケーションバッジ」について討議を継続
(2)施設チーム:今後のテーマについて意見交換。[・巣鴨と原宿のUD比較のフィールドワーク ・青山地区のUD検証 ・都心大型ビルのバリアフリー点検 ・東京都バリアフリー条例作成への意見提案、等あり。]継続検討。
2.全体の情報交換:「チャレンジド(障害者を最近こう呼ぶ運動がある)」が製作している点字名刺の営業活動を具体的に提案し、そのメリット、コストなどを纏めたセールスシートを、次回提案する。
3.今後の開催予定:10月7日(火)18:30~ 原宿パレフランス  11月4日(火)18:30~ 青学会館

次世代育成支援研究会・第8回報告
2003.9.18.(木)18:00~生命保険文化センター 13名出席
1.「育児休業制度に関する調査報告書」(お茶の水大学袖井孝子研究室による)の概要を沖藤座長が解説。この報告書は、育児休業制度が仕事と家庭生活の両立や女性の就業継続に与える効果について究明するもの。即ち、育休制度が就業継続に与える効果として、職場に育休制度があることが就業継続の可能性を高めるとしている。就業継続の可能性については、制度普及だけではなく取得者の職業観や育児観、就労動機などが関連してくること、就業継続に肯定的でない人や「3歳児神話」支持者などが就業の継続に否定的になりやすいことなどがこの調査からわかった。
2.次世代育成支援施策の在り方に関する研究会の概要を、同研究会委員である杉山千佳さんから説明。研究会を終えて杉山さんは、厚労省は保育所中心の考え方であり、女性の就労がどうなるかや母親に対してはどうかなど、女性の問題について議論が及んでいないことは残念と嘆く。
3.自由討議(詳細略)
次回:10月9日(木)午後6時から生命保険文化センター(霞ヶ関・日比谷中日ビル)にて。
・ 講師:松井博志氏(日本経団連)を招き、産業界からの育児休暇、女性の復職・雇用について話を伺う予定。


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       シニア社会学会事務局
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